大地と触れ合い作物を通じて
子供たちと共に未来を収穫します

こども農園

一般社団法人 太平洋地域発展及び教育組織が運営する「こども農園」は、子供たちが自然と触れ合い、食の大切さを学ぶためのプログラムです。こども農園では、無農薬自然栽培(ステビア農法)による健康な体力つくりや未来の食料事情の改善に取り組んでいます。

子供たちは自分たちで野菜を育て、収穫する体験を通じて、食の安全・安心という大切な価値を学びます。また、こども農園で育てられた野菜は「こども食堂」などに寄付され、地域社会とのつながりを深める機会にもなっています。

こども農園は、SDGsの多くの目標と連動しており、持続可能な開発に向けた取り組みの一環として非常に重要です。子供たちに持続可能性と環境への配慮について教えることは、将来の世代の地球への貢献となります。

私たちは、この素晴らしい活動を広く知っていただき、一緒に子供たちの未来を応援していただきたいと思っています。あなたのご協力とご支援をお願い申し上げます。

日本の未来を農業で変える

かつての日本は農業国で、食料自給率は約88%でした(昭和21年)。その後、高度経済成長などを経る中で食料自給率は令和4年度では約38%までに減り、相対的に海外への輸入依存率も約62%となっています。日本の将来のためにも、この食料自給率を50%まで引き上げることを強く願っています。

しかし日本は現在、高齢化社会に直面しており、農業、畜産、魚業(養殖)など全ての業種で高齢化・後継者不足が進んでいます。このままでは、現代の子供たちは将来的に食糧危機に直面する可能性があります。その危機を未然に防ぐためには、幼少期から土に親しんで肌で感じる体験を積み重ねることが重要です。そして、それは子供から高齢者まで、全ての年代が関わる組織を全国的に拡大し、継続性のある社会構造を探求しながら構築していくことが求められます。

私たちはお互いの年代や職業に応じて、食の安心と安全を基本に、食の原点に戻り健康社会を築こうと考えています。食料自給率の現状を踏まえて、こども農園という活動で未来に貢献していきます。

ステビア農法

太平洋地域発展及び教育組織のステビア農法は、自然と共生する持続可能な農業の新たな可能性を示しています。この農法は、甘味料などで広く知られているステビアの茎や葉を煮沸、濃縮し、醗酵熟成した濃縮液を栽培に利用します。この方法では、土壌散布だけでなく、葉面散布も可能になります。

ステビア農法では、ダイオキシンやニコチンなどを解毒する作用のあるステビアの抽出物質を農作物に与えることで残留化学物質を分解し、有効微生物を活性化させます。これにより、団粒構造の水分や養分を保持しやすい土壌が形成されます。

また、無機態窒素を多く保持した微生物が根圏に多く集まるため、病原菌を防ぎ、作物が必要な時に必要なだけ養分を吸収できる土壌が生まれ変わります。さらに、毛根が多く出るためカルシウム、マグネシウムの吸収が多くなり、植物の生理障害が出なくなります。

このように、太平洋地域発展及び教育組織のステビア農法は自然由来の肥料としてステビアを活用し、収穫物の品質向上や土壌改良に寄与する可能性があります。これは持続可能な農業への新たな一歩であり、私たち全員が学び取るべき価値ある取り組みです。

一緒に「こども農園」を
耕しませんか?

  • 子供たちと触れ合いながら
    農作業できる
    農園の場を
    提供してくださる方
  • ステビア農法にご興味を持ち、
    試してくださる方
  • 指導している塾や
    教室の子供たちに
    農作業を経験させてみたい方

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